新米とうちゃんの子育て記録

2016年9月7日に息子が生まれた新米とうちゃんです。

パパも子育てに参加できる環境作りって大事。

子育てがスタートして1ヶ月半が経ちました。

息子は本当に可愛いのですが、やはり子育ては大変。とにかく“子育て中心”の生活に慣れるのにも苦労しています。

苦労しながらも少しずつ慣れてくるなかで、生まれる前との生活の違いがいくつか見えてきました。それが特に顕著に現れたのは、これまで生活の中心だった“仕事”です。

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朝起きるのが早くなった。

僕は会社員ですが、裁量労働制で働かせてもらっているので、ある程度自分のリズムで仕事はできています。ですので、息子が生まれる前は昼くらいに出社して、遅くまで仕事をするという、一般的なサラリーマンの方とは少し生活サイクルが違っていました。しかし息子が生まれてからは、半強制的に早くに起こされるので、一気に朝型生活に。

うちは母乳とミルクを半々であげています。なので、お腹が空いた息子のために母乳をあげた妻とバトンタッチし、ミルクをあげるのは僕の役目。そのまま次のミルクのタイミングまでは僕が見ることもあります。よほどグズったりしない限り、割と時間に余裕ができるので、その時間を使って少し仕事をします。これまででは考えられないような時間(下手したら前なら寝る時間)には行動を開始できてるんです。家を出るまでは「ミルク→仕事→仮眠→ミルク→仕事」という感じ。

もともと睡眠は浅くて短いので、以前と睡眠時間は変わらないですし、太陽とともに生活ができているので、むしろ調子はいいんです。明るくなるのに合わせて起きるって大切だなって改めて感じてます。

帰るのが早くなった。

そして帰宅時間も変わりました。できるだけ息子と一緒に過ごす時間を増やしたいという思いから、基本的には18時には退社するようにしています。帰ってから仕事はするのですが、それでも息子と離れて仕事をするくらいなら、家でしたい。

帰るとまずはお風呂を入れて息子を寝かしつけてから、妻から今日の息子の様子を聞いて、みんな寝たら少し仕事をする。そして、ウトウトしながらお腹を空かせた息子にミルクをあげる生活。

やはり母親はすごい

こうやって書くと、「頑張ってるパパ」「イクメン」みたいな感じになっちゃいますが、こうやってできるのもすべて妻がずっと息子のことを見てくれているからです。

毎日一日中一緒にいて、自分の時間も作れず息子と向き合っているのは本当に尊敬します。僕には、仕事という“逃げ場”がありますが、いまの妻にはそれがありません。ずっと泣かれてたらナーバスにもなるよなぁ。

子育てママは働きやすい環境づくりを!なんて言うけれど…

仕事好きだった妻には、できるだけ好きな仕事をしてほしいとは思います。しかし、「女性が働きやすい世の中」「子育てママも働きやすい世の中」なんていいますが、まだまだ難しいのも事実。

保育園に入れるかという問題はもちろんありますが、最近すごく感じるのは、「子育てママも働きやすい世の中を作ること」と同時に「子どもを持つ男性が育児に参加できる環境を作ること」も必要なんじゃないかなということ。

僕の勤める会社は小さなベンチャー企業ですが、創業当初から「家族最優先」という雰囲気がありました。ですので、「子どもが体調悪いので休みます」とか「あー、ごめん。その日は娘の学校行事あるから会議別の日にしてもらってもいい?」みたいなことは当たり前。僕も18時に帰れるのは、そんな環境だから。

まわりの少しの心遣いで子育て環境は一気に変わる。

先日お会いした方は、お子さんが生まれた時に、旦那様が「お祝いに飲みに行こう!」と上司や同僚からたくさん誘われたそうで、そのときに「頼むから早く帰ってきてくれ!! と思ってた」とおっしゃってました。

たしかにめでたいことなのでお祝いしたいのは分かりますが、まずは“子どもと一緒にいる時間を増やしてあげること”が一番のお祝いなんじゃないかなと思うんですよね。

そういう少しの気持ちだけでも、ママの子育ての負担が減り、パパの子育てへの参加率があがるんじゃないかなぁ。そして、パパ自身も「子育ては楽しい」と思えるような、そんな世の中になればいいのにな。