新米とうちゃんの子育て記録

2016年9月7日に息子が生まれた新米とうちゃんです。

高齢出産について調べてみた。

僕らは“姉さん女房”というやつで、妻はいわゆる“高齢出産”になります。ネットや巷ではリスクが高いとよく言われますが、それはほんとうなのか? 良いことはないのか? 調べてみました。

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すごく当たり前ですが、妊娠というのは身体の中でひとりの命を10ヶ月も育てるのですから、母体にもものすごく負担がかかります。

今回はこちらのサイトを中心に調べさせていただきました。

 メリットもデメリットもある。

高齢出産がデメリットと言われる理由として以下のようなことが挙げられるそうです。

妊娠率の低下

妊娠率に関しては以下のような結果があるそうです。

25歳 : 25%~30%
30歳 : 25%~30%
35歳 : 18%
40歳 : 5%
45歳 : 1%

35歳を過ぎたあたりから一気に下がることがわかります。原因は「卵子の老化」と「卵子の数の減少」だそうです。たしかにこの数値を見ると確率は下がりますが、これは別に「高齢出産のデメリット・リスク」とは言えないですね、もう妊娠はしているので。妊娠できたことが“奇跡”と思える良いデータじゃないでしょうか。

流産の危険性

これは一番母体に対する肉体的にも精神的にもダメージがありそうですね。

25歳 : 10%
30歳 : 10%
35歳 : 25%
40歳 : 40%
45歳 : 50%

35歳を過ぎると2.5倍くらいになってしまうんですね。4人に1人も流産してしまう可能性があるのか…。この数字は正直ショックですね。こちらも「卵子の老化」が原因で染色体異常や生命力の低下が起こってしまうからだそう。


先天性異常の発症率

これはいくつかの要因があると思いますが、

ダウン症になる確率

20歳 : 1/1667
25歳 : 1/1250
30歳 : 1/952
35歳 : 1/385
40歳 : 1/106
45歳 : 1/30

35歳以上になると大体0.25%くらいの確率ということになります。

染色体異常の発生率

20歳 : 1/526
25歳 : 1/476
30歳 : 1/384
35歳 : 1/192
40歳 : 1/66
45歳 : 1/21

こちらは35歳以上になると大体0.5%くらいの確率。うーん…ここに関してはたしかにリスクは高いと言わざるを得ないのかなぁ。

産後の体力

これが一番大変なのではないか?と思います。基礎体力もどうしても低下はしていますので、回復にはすごく時間がかかってしまいそう。しかも、その間にも赤ちゃんは大きくなりますし…。

悪いことばかりじゃない!

では、メリットはどんなことがあるのでしょう?

安定している。

これは重要です。若いころに比べれば経済的にも精神的にも安定しているので、いろいろと余裕を持って出産を迎えられそうですね。

子宮がんのリスクが減る

こちらの記事( http://news.mynavi.jp/news/2015/04/23/296/ )には以下のような記述があります。

米国の国立がん研究所の発表によると、子宮体がんの発生率は、出産してママになった年齢が25歳以前の女性を基準にすると、ママになった年齢が30 歳だと13%のリスクの低下、40歳だと44%のリスクの低下があると発表されました。

妊娠中に分泌され続ける“プロゲステロンホルモン”にガン抑制作用があるそうです。

若返り効果

これは女性は嬉しいのではないでしょうか? 女性ホルモンが多く分泌されることが理由だそうです。

誰にでも起こりうることで、誰もが幸せにもなること

いろいろ調べてみて元も子もないまとめかたをすると、若くても高齢でもある程度のリスクはあるということと、それでも生まれてきてくれた子どもは愛おしいんだろうなと思います。